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千葉日報によると
日本の桜、起源は上野? ソメイヨシノの原木か 千葉大が新説
2015年03月13日
日本の代表的な桜であるソメイヨシノは、東京都台東区の上野公園に現存する1本を原木として全国に広がった可能性があるとの研究結果を千葉大のチームがまとめ、12日発表した。
ソメイヨシノは江戸時代から明治時代にかけて登場したとされるが、起源は不明で論争が続いている。中村郁郎教授(分子育種学)は「まだ推測が多く仮説の段階だが、論争を決着させるきっかけになるかもしれない」と話している。
ソメイヨシノは原木から人の手による接ぎ木で広まり、全ての木が同じ遺伝子を持つクローン。チームは上野動物園の表門近くの区画に、ソメイヨシノ4本と、コマツオトメなど近縁種の桜6本が並んで植えられている
のに着目。遺伝子を解析すると、6本はソメイヨシノと共通の親木を持つ兄弟の桜と判明した。
チームは、兄弟が規則正しく並んでいることから、親木を交配して同時期に生まれた桜が一緒に植えられたと考えた。その後、見栄えの良いソメイヨシノが品種改良の成果として選抜されたとみている。
植えられた時期は、明治時代より古い150年以上前と推測。ソメイヨシノのうち区画の端にある1本が、観賞用ではなく、接ぎ木の枝を採るための原木の可能性があると結論付けた。
ただ樹木医の見立てでは、このソメイヨシノの樹齢は100年程度。中村教授は「幹をくりぬいて年輪を調べられれば、信ぴょう性が確かめられる」と説明している。
上野公園は約800本の桜がある花見の名所。チームが調べた区画は戊辰(ぼしん)戦争や東京大空襲でも焼失しなかったという。成果は21日から都内で始まる日本育種学会でも報告される。
今冬、平年より降雪少なめ でも…8地点は最深記録更新
2015年3月3日 朝日新聞
気象庁は2日、今冬(昨年12〜2月)の天候について、北日本や東日本で降雪量が平年より少なかったと発表した。1月以降、大陸からの寒気の流れ込みが弱かった影響という。
気象庁によると、降雪量は、北日本の日本海側で平年の75%、太平洋側も含めた北日本全体でも79%だった。東日本は64%、西日本でも44%と平年より少なかった。
日本海側の降雪量は、強い寒気が南下した12月は平年を上回ったが、1月以降、寒気の流れ込みが弱まったという。一方、雪が解けにくい北海道羅臼町で積雪が179センチとなるなど、八つの観測地点で積雪の最深記録を更新した。