1、2か月前だったか、
「マカロニって複数形だよなあ… ならばフランス菓子のマカロンと同根なのかなあ…」
などと、取り留めもなく考えていました。
でも、それ以上掘り下げることもなく、ほぼ忘れていました。
ところが、今日(たぶん)の昼前にテレビで、
マカロンもマカロニも、イタリアの昔の菓子「マッケローニ」なるものが源だと、言っていました。
マッケローニがフランスに伝わって、マカロンに変化したらしい。
ワガハイの勘も捨てたものではないなと、少々悦に入りました。
甘いもの好きな人なら、そこでさっそく自分へのご褒美などと称して、マカロンを買ってきて食するところでしょう。
しかし、どちらかと言えば左党の私としては、そういう衝動は起きませんでした。
というか、そもそもマカロンにはあまり興味が湧きません。
パステル調で色とりどりなのは、楽しいとは思いますが、食べてもさしておいしくないし。
正直言って、久しく食べていないので、味も忘れてしまいました。
覚えてもいないのに、「おいしくない」というのは、フランスが誇るマカロンに失礼かもしれませんね(笑)。
そもそも、女性なら「うわー、カワイイー」などと喜ぶかもしれませんが、男はすべからく興味がないのではないでしょうか。(解釈が極端すぎるか)
もっとも銀座三越のラデュレに行った時は、マカロンも含めて菓子たちの美しさには、魅了されました。
菓子の姿を愛でる。和菓子にも通じた文化です。ただし、簡素で抽象的な和菓子の美の世界とは、方向性が違いますが。
そういえば以前、ニューヨークのお土産として、有名な(らしい)マカロンを頂いたことがあります。
しかし、その色のどぎついことといったら…
まるで原色のペンキを塗りたくったような。そして大きい。
マカロンにもいろいろなお国柄があって、面白いと思いました。