じゃん、鯖の棒すし。きのうの金目鯛のすしに引き続き、銀座松屋に出店中の「すし慶」で買ってきました。一本の値段は、金目鯛と同じく3675円。高いといえば高いですが、一人なら半分でいい大きさです。ハーフサイズなら半額で売っています。
本当は、金目鯛より、こちらの鯖がお目当てでした。鯖の棒ずしには、目が無いんですよ。すし慶の鯖ずしは、どこかの週刊誌で有名人のお気に入りか何かで出ていました。それ以来、目をつけていたのです。
竹の皮に包まれています。それを開けると、厚いぬるぬるの昆布で包まれ、それをはがすとやっと姿を現します。鯖の上には薄い昆布も載せられていて、これは一緒に食べられます。
すし飯は、やはり山椒入りです。写真には、山椒が写っていません。焦って撮ったもので、失敗でしたね。肉厚の鯖。飯とともにほおばると、鯖のコクと一体になってうまいです。久しぶりの快感であります。
鯖ずし好きだけに、注文も言わせてください。山椒は大好きです。ここのすしは、山椒を使うのが特徴なのですが、私から言うと、ちょっと逃げのような気もするのです。山椒によって鯖の臭みを消しているとも言えますが、逆に言えば、鯖と正面から勝負していないことにもなります。
すし飯がわずかに甘すぎるようにも感じます。もっとシンプルな味でいいと思います。出きれば、肉ももうちょい厚ければいいな。贅沢を言ってすみません。