昼過ぎ、コーヒーを飲みながらテレビを横目で見る。
「ニノさん」とかいう番組らしい。
見るでもなく見ていたら、イタリアのアニアというワインの話題が出てきた。
おお、懐かしい! と言いたいところだが、全然知りません。ごめんなさい。
シャ乱Qのメンバーのはたけ氏(顔はテレビで見た記憶があるが特に知らない)が、昔行きつけの店にあったワインで、すごく気に入っていたが、「最後の1本」というのを飲み損ねてしまった。できることならもう一度出会いたい、という趣向。
田崎真也氏が番組の中で言うには「昔はよく使いました」という、当時はやりの品であったようだ。
しかしワイナリーそのものが今はもうなく、日本国内での在庫もほぼゼロだろうと。
何十万円もするワインならコレクターが保存しているかも知れないが、アニアはせいぜい1万5千円位なので、わざわざコレクションしている人もないだろう、ということでした。
そんなもんですか。私なんか2、3千円のワインでも後生大事にとっておいたりしますがねえ。
(とはいっても、やはりいつの間にかなくなってますが)
番組スタッフが八方手を尽くして探した結果、大阪のイタリアンレストランに2本だけあることがわかる。
どうか売ってくださいとスタッフは頼み込むが、店主にしてみれば思い入れのあるものなので、大阪に来て料理と一緒に味わって欲しいと言い、がんとして拒否。
「しからば」と、はたけ氏一行は大阪に出向くのかと思いきや、店主に断られたところで番組はオシマイでありました。
なんだか肩透かしにあったようで、もやもや感が残り、アニアをネット検索してみました。
するとけっこう多くの記事がでてきました。
スーパータスカン的なワインだったらしい。思い出深げに語っているブログも多かったです。
ワイナリーだったCastello di Gabbiano(カステッロ ディ ガッビアーノ)は、古城ホテルになっているみたいで、園内にブドウ畑もあるような記述もありました。
「しからば」と、私はすぐさまイタリアに飛ぶことにした。
というわけにはいかず、このブログの記事も、ここでオシマイです。
もやもや感、伝わりましたか。